お知らせ NEWS
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2018.04.05(木)
日 時:2018年5月2日(水)
14:30~ 1回目上映
16:30~ ゲスト対談 稲塚 秀孝氏(監督)×内藤 功氏(弁護士)
18:00~ 2回目上映
会 場:立命館大学衣笠キャンパス 創思館1階カンファレンスルーム
作 品:「憲法を武器として―恵庭事件 知られざる50年目の真実」公式HP(外部リンクへ飛びます)
(2017年/日本/110分/製作・配給タキオンジャパン)
登 壇 者:稲塚 秀孝氏(監督、株式会社タキオンジャパン代表取締役)
内藤 功氏(弁護士、日本平和委員会代表理事)
進 行:君島 東彦氏(本学国際関係学部教授)
主 催:立命館大学国際平和ミュージアム平和教育研究センター
後 援:京都平和委員会 公式HP(外部リンクへ飛びます)
問 合 先 :立命館大学国際平和ミュージアム 075-465-8151
入場無料・事前申し込み不要
衣笠キャンパス及びキャンパス周辺には駐車場はございませんので、自動車・バイクでのご来場はご遠慮ください。
公共交通機関をご利用ください。
・・・概要・・・
国際平和ミュージアム平和教育研究センター主催の映画上映会『憲法を武器として―恵庭事件 知られざる50年目の真実』の開催および本作監督の稲塚秀孝氏と恵庭裁判に関わった弁護士の内藤 功氏をお迎えしゲスト対談を開催いたします。
この映画は1962年12月、北海道恵庭の陸上自衛隊・島松演習場のすぐそばで酪農を営む野崎兄弟が起こした「恵庭事件」とその後、3年半で40回の公判が開かれた「恵庭裁判」を描いた作品です。
野崎兄弟は長年、自衛隊の演習による騒音で搾乳量の減少や子牛への影響のみならず自分たち家族の健康にも被害が出ていると抗議してきました。しかし、彼らは度重なる抗議を無碍にされたため、実力行使として自衛隊の通信線を切断するという事件を起こしました。
裁判では検察が被告である野崎兄弟を自衛隊法違反で起訴し、弁護側は自衛隊が憲法9条に違反していると主張し争いました。1967年3月29日の判決では被告が無罪となり、裁判所は憲法判断について回避したため「肩すかし判決」と言われました。
現在、国会では国民投票(国民の承認に係る投票)に関する手続の整備が進むなど憲法改正が可能になる条件が整えられようとしています。そのような情勢をふまえ、本作品の上映会とゲスト対談を通して、自衛隊と日本国憲法について改めて考えていただければと願っております。